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Liella!『Dancing Heart La-Pa-Pa-Pa!』歌詞考察

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第8回Liella!歌詞考察『Dancing Heart La-Pa-Pa-Pa!』
作詞:畑亜貴 作曲:高木龍一

今回はLiella!ファーストシングル『始まりは君の歌』収録の『Dancing Heart La-Pa-Pa-Pa!』について語っていこうと思います。

(『始まりは君の空』についてはこちらの記事にて紹介しています) 

 

最初聞いたときはあまりピンとこなかった筆者ですが、リリイベでキャストのみなさんが可愛らしい歌とダンスを披露してくれたときから印象が変わった一曲です。CDで聞いてもよくわからないけど、ライブで聞いたら好きになっちゃったって経験、みなさんもありますか?筆者の場合、虹学の『SweetEyes』なんかがまさにそれです。ライブのアンコールでキャストのみんなが楽しそうに歌う姿が印象的です。

話が横路にそれました。

歌詞の考察を始めていきましょう。とはいえ、こちらの曲あんまり考察する部分がないといいますか、なんといいますか。ライブで応援しながら聞くのが楽しい曲なんじゃないかなーとか思ったりして・・・・・・みなさんはどう思います?

興味深い考察などありましたらコメントなりTwitterのリプライやDMなりで教えていただけるとありがたいです。(ちなみに筆者ははてブロを始めて一週間未満なので、そもそもコメントのやりかたを知りません。)

 

 ぱっと現れた扉から

 呼ばれてる? 誰かに呼ばれてる!

 さあ冒険へと出かけるよ

 新しい世界へと らっぱっぱっ

 

冒頭のパート、呼んでいるのは誰でしょう。

サビには「君と僕とで」とあるので、特定の誰かを指していると考えるのが自然ではありますが、ここはあえて”呼んでいるのは”自分の声”と解釈してみましょう。

別の楽曲ですが「Dreaming Energy」にてこんなフレーズが登場します。

 

 ひとりで歩いてると

 やってみたいこと いっぱい考えちゃう

 できるかな? だいじょうぶだよ!

 答えてる その声は 誰だろう

 

ひとりで歩いているときに聞こえる声、空耳でないとしたらそれは自分の心の声です。同じように『らっぱっぱっぱ(略称)でも心の声と捉えることができるでしょう。

さて、そんな心の声は、「新しい世界へ」の「冒険へと」いざないます。続く「らっぱっぱ」が陽気さを醸し出していますね。

 

 ふわっと浮かんで羽が生えて

 もうなんでもありだと気が付いた

 飛んで 飛んで 飛んでどこへ

 翼に聞いてみるか らっぱっぱっ

 

心の声に誘われて踏みだしてみれば「ふわっと浮かんで羽が生えて」「なんでもありだと気が付」きます。そして「飛んでどこへ?」「翼に聞いてみるか らっぱっぱっ」と続きます。なんて楽観的で明るさに溢れた曲でしょう。

心の声のまま踏みだせば、けっこう簡単に空も飛べちゃうし、どこまで飛べるかどこへ行くかは心の翼次第。自由気ままな感じが楽しそうですね。

続きはこうです

 

 わくわくとまらない

 君と僕とで

 ほら始めようよ

 勢いだけで いいんじゃないかな

 (一部抜粋)

 

心の声に誘われたまま「勢いだけで」飛び出していくのも「いいんじゃないかな」そういって、意気揚々と夢への一歩を踏み出していく様子が目に浮かびます。

そしてサビのパートはこうなります。

 

 叶えてみたくなった

 夢が生まれて 僕らの胸はじけそう

 叶えてみたくなった

 やってみようか やってみようよ

 みんなで La-Pa-Pa-Pa

 

サビにてようやく、これが複数人の曲だということが判明します。「僕ら」「みんなで」がそれを示唆するフレーズですね。心の声に誘われて飛んでいたら、同じように新しい世界への冒険に出かけている「誰か」に出会い「僕ら」になったのでしょうか。

解釈が分かれるところですが、短いセンテンスに様々な意味を重ねる畑亜貴さんの作詞センスからいくと、あながち外れていないだろうと思います。

 

さて二番に行きます。ここで筆者の考察が間違っていたことが判明しました。

 

 ぐっと想いが込み上げたら

 呼んでみよう! 誰かを呼んでみよう!

 ああその時は応えて

 声聞かせて らっぱっぱ

 

ぱっと現れた扉から呼んでいるのは心の声ではなく、やはり顔のある「誰か」でした。

そして、いまや「誰かに呼ばれた」ままではなく「呼んでみよう! 誰かを呼んでみよう!」と誘う側になるんですね。夢ってひとりだけのものじゃなくて、誰かを巻き込んで大きく花開くものだと思います。この歌の「らっぱっぱ」はもしかすると夢の蕾が芽吹き徐々に開花してゆく様を表現しているのかもしれません。花って「ぱっ」と咲きますもんね。

次の節にすすみます。

 

 きらきらしたいから

 君と僕とが

 ほら出会えたんだ

 偶然だっていいんじゃないかな

 

偶然だっていいんじゃないかな」このパートがお気に入りです。夢の始まりが偶然の出会いだとしても、それで「いいんじゃないかな」。

二番サビです

 

 届けたい 届けるんだ

 待ってて もっと すごいことが起こりそう

 届けたい 届けるんだ

 いまの気持ちを 気持ちのままに

 歌おうよ

 

偶然呼ばれて始まったぼくらの夢だけど、いまは「届けた」くてうずうずして「届けるんだ」決意に変わります。「もっとすごいことが起こりそう」だから「待ってて」ほしい。「いまの気持ちを 気持ちのままに」「届けたい」から「歌おう」!

 

こうして読んでみると「らっぱっぱっぱ(略称)も、けっこう熱くてきらきらした曲だってことがわかります。この曲の印象がぐっと良いものになりました。


と、いうことで『Dancing Heart La-Pa-Pa-Pa!』については以上です!

現状考察できる楽曲は(リエラの歌を除き)すべて記事にしているので、次回更新は8月4日のEDシングル発売以降になります。同じ時期に筆者がワクチン接種に行くこともあって(副反応等で)少し遅れるとは思いますが、次もぜひよろしくお願いします。

ここまで読んでくださりありがとうございました!!それでは、また次回お会いしましょう!

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(繰り返しますが当ブログで行っているのは歌詞中心の考察です。歌唱やアニメーションを含めた全体の考察とは角度が異なるため解釈はこれに限らないことを注釈します)