Liella!『Dreaming Energy』歌詞考察
第4回Liella!歌詞考察『Dreaming Energy』
作詞:畑亜貴 作曲:廣中トキワ
今回はLiella!のデビューシングル『始まりは君の空 -みんなで叶える物語盤-』収録の『Dreaming Energy』について語っていこうと思います。
(前回の記事『私のSymphony』についてはこちら)
サビがとっても可愛らしい曲だな、が初見(初聞かな?)の感想でした。
リリースイベントで歌っている様子が印象的で、完全にときめいちゃいました(高咲侑ちゃんかな?)
ということで早速はじめていきましょう!
今回も歌詞の考察というよりかは、歌詞のどこが良いのかエモさの共有になります。
いやぁ、この歌詞、可愛らしいを通り越してもはやあざとい!
サビにあるフレーズを抜粋すると
聞いて 聞いてよ!
行こう 行こうよ!
このパートが個人的に一押し、この曲の最大のエモポイントです。
では歌詞を最初から順に追っていきましょう。
ひとりで歩いてると
やってみたいこと いっぱい考えちゃう
できるかな? 大丈夫だよ!
答えてるその声は
誰だろう
前半2行が岬なこちゃん、後半がLiyuuちゃんのパートです。「誰だろう」はふたりのユニゾンでした。
歌詞のまま読めばいいので考察もないんですけど、まず出だしは「ひとりで歩いてる」んですね。歌唱も基本的にユニゾンは使わず1人ずつパート分けしているので「ひとりで」には意味があるはずです。
例えばLiella!のメンバーそれぞれが(演者ではなくキャラクターのほうでしょうね)ひとりで歩いている様子を想像してみましょう。歌唱ではなこちゃん、りーちゃん(チサト、クゥクゥ)が担当しているパートですが思い切ってメンバー五人それぞれの心中を表現していると捉えます。
すると目に浮かんでくるのは、ひとりで街を歩いているメンバーそれぞれが、期待に胸を弾ませながら歩いている様子です。
歌詞を先に進めて、サビの直前にあるパートに注目しましょう。
何かが起こりそうなんだ
だんだん駆け足になってしまうね
君と偶然出会っちゃいそうだよ
ここで五人が出会います。ドラマチックな展開!
そして、あの耳に残るフレーズ
聞いて 聞いてよ!
今日から始めたいけど
ああまだ うまく言えない
ずっと心に持ってたよ
Dreaming Energy
と続きます。
「君と偶然出会っちゃいそう」と、書かれていることから、この歌詞のなかでは五人はすでに顔見知りと考えてよさそうです。
(「君」とは聞き手である「あなた」を指していると解釈もできます)
ところでこの歌詞「ずっと心に持ってたよ Dreaming Energy」(ずっと心のなかには夢見るチカラがあった)の部分は『始まりは君の空』にある「まだ名もないキモチ」「星の光よりも小さな輝き」を連想させられませんか?
過去の記事では『始まりは君の空』を人物AとBの対話として考察しましたが、『Dreaming Energy』を人物Aの主観から書かれた歌詞としても読むことができます。
『始まりは~』で夢へと踏み出した人物Aが、Bに対して「聞いて 聞いてよ!」と、期待に弾んだ胸の内を打ち明ける様子を想像すると、聞いている自分まで胸が高鳴ります。
ちょっと甘えたような言いかたもエモさを爆上げしているポイントですよね。
あーめっちゃ可愛い!そのあたりがこの曲の醍醐味かと思います、がちで。
2番以降も同じようにソロパートが続きます。
まっすぐな飛行機雲
遠い場所へと
ここで伊達ちゃん担当パート! 声がとっても伸びやかで「スバラシイコエノヒト」だなあって、可可ちゃんに完全同意です。
そして2番のサビ
行こう 行こうよ!
もっと大好きだけを
追いかけ飛び出そうよ!
これはただの妄想なのですが「大好き」って言われてるみたいで照れます。←文脈を完全に無視してますね。けどだって、さらにこう続くんですよ?
もっと大好きだから いつでも笑いあって
みんなで繋がってれば
明日も面白いことができるよ
「大好きだから 笑いあって 繋がってれば明日も」
こんなの勘違いして当然じゃないですか!
もはや遠回しな告白かもしれませんね。嬉しいなっ。
ということで、幼馴染みたいな距離感で「みんなで繋がって」「大好きだけを追いかけ 飛び出そう」って誘われたら答えはYes!しかないよねー。
はあ、好き。(考察とは)
とにかく、めっちゃ可愛らしい曲だなってことを共有したくって、ほんと好き、たまらないわけです。
と、いうことで。
『Dreaming Energy』については以上です。
こんな終わり方でいいのかな!?? ともあれ、ここまで読んでくださりありがとうございました!!それでは、また次回お会いしましょう!
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(繰り返しますが当ブログで行っているのは歌詞中心の考察です。歌唱やアニメーションを含めた全体の考察とは角度が異なるため解釈はこれに限らないことを注釈します)